労組員は増え、組織率は低下  パートが増える 17年厚労省調査

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2017/12/25

 厚生労働省が25日発表した2017年「労働組合基礎調査」によると、今年6月末時点の労働組合員数は約998万人(前年比0.4%増)、単一組合数は2万4465労組(同0.9%減)となった。推定組織率は17.1%(同0.2ポイント減)と下がり続けているが、労組員数はパート従業員の増加などによって3年連続のプラスとなった。

 主要団体では、連合加盟の労組員が679万9000人(同0.7%増)と増えたが、金属労協は199万3000人(同0.9%減)で200万人台を割り込み、公務労組も114万6000人(同1.6%減)など、減少が続いている。

 一方、パートタイム労働者の労組員は約120万8000人(同6.8%増)と増え続けており、全労組員に占める比率も12.2%(同0.8ポイント増)、組織率も7.9%(同0.4ポイント増)と伸びている。

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