10月の完全失業率2.8%、正規雇用68万人増

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2017/12/04

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、10月の完全失業率(季節調整値)は前月と同率となる2.8%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.9%で前月と同水準。女性は2.6%で前月比0.1ポイント減となった。

 完全失業者数は181万人(前年同月比14万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は18万人(同2万人減)、「勤め先や事業の都合」は33万人(同1万人減)、「自己都合」は77万人(同6万人減)だった。

 就業者数は6581万人(前年同月比61万人増)で、就業者数のうち雇用者数は5877万人(同62万人増)。

 正規雇用は3485万人(同68万人増)、非正規雇用は2041万人(同5万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1003万人(同18万人増)、アルバイト412万人(同21万人減)、派遣社員136万人(同4万人増)、契約社員291万人(同12万人増)、嘱託118万人(同増減なし)、その他81万人(同8万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、サービス業(他に分類されないもの)(18万人増)、情報通信業(17万人増)、卸売業・小売業(15万人増)、医療・福祉(13万人増)、製造業(10万人増)などが増加し、宿泊業・飲食サービス業(15万人減)などが減少した。

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