9月の完全失業率2.8%、正規雇用76万人増

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2017/11/01

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月と同率となる2.8%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が2.9%で前月と同水準。女性は2.7%で前月比0.2ポイント増となった。

 完全失業者数は190万人(前年同月比14万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は18万人(同6万人減)、「勤め先や事業の都合」は31万人(同2万人減)、「自己都合」は88万人(同増減なし)だった。

 就業者数は6596万人(前年同月比74万人増)で、就業者数のうち雇用者数は5866万人(同74万人増)。

 正規雇用は3483万人(同76万人増)、非正規雇用は2028万人(同2万人減)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート995万人(同18万人増)、アルバイト412万人(同7万人減)、派遣社員140万人(同3万人減)、契約社員293万人(同11万人増)、嘱託116万人(同3万人減)、その他71万人(同19万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、製造業(26万人増)、卸売業・小売業(22万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(18万人増)、運輸業・郵便業(12万人増)などが増加し、医療・福祉(7万人減)、宿泊業・飲食サービス業(6万人減)などが減少した。

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