7月の完全失業率2.8%、正規雇用60万人増

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2017/08/31

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、7月の完全失業率(季節調整値)は前月と同率となる2.8%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が3.1%で前月比0.2ポイント増。女性は2.5%で前月比0.2ポイント減となった。

 完全失業者数は191万人(前年同月比12万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は19万人(同1万人減)、「勤め先や事業の都合」は30万人(同5万人減)、「自己都合」は87万人(同1万人減)だった。

 就業者数は6563万人(前年同月比59万人増)で、就業者数のうち雇用者数は5839万人(同96万人増)。

 正規雇用は3429万人(同60万人増)、非正規雇用は2068万人(同35万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1005万人(同4万人減)、アルバイト422万人(同12万人増)、派遣社員140万人(同6万人増)、契約社員300万人(同17万人増)、嘱託119万人(同5万人増)、その他82万人(同1万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、卸売業・小売業(28万人増)、医療・福祉業(23万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(14万人増)、建設業(11万人増)、学術研究・専門・技術サービス業(11万人増)などが増加し、生活関連サービス業・娯楽業(12万人減)などが減少した。

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