新入社員のTOEIC平均スコア485点

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2017/07/20

 日本でTOEICプログラムを実施・運営する、国際ビジネスコミュニケーション協会の発表によると、今年の新入社員のTOEICテスト平均スコアが485点だったことが分かった。

 4月1日~5月31日に、団体特別受験制度を利用して新入社員にTOEICテストを実施した企業数は770社、受験者数は3万5540人で、前年に比べ企業数・受験者数はやや減少した。

 受験者の平均スコアは485点。文系・理系別では文系529点、理系459点となっている。
 
 企業数、受験者数、平均スコアの過去3年間の推移を見ると、2015年776社・3万4085人・494点、2016年787社・3万5950人・497点、2017年770社・3万5540人・485点となっている。
 
 業種別に見ると、平均スコアが最も高いのは公共団体の737点。次いで、鉱業665点、マスメディア623点、商社558点、窯業554点、金融546点、不動産545点と続く。
 
 新入社員と一般社員の平均スコアを比較すると、29業種中17業種で新入社員が一般社員を上回った。新入社員が一般社員を上回ったのは、鉱業、建設、繊維・紙、化学、窯業、鉄鋼、非鉄金属、機械、電機、車両、商社、小売業、金融、不動産、マスメディア、政府機関、公共団体。

 特に新入社員の平均スコアが高い公共団体(新入社員737点、一般社員557点)、鉱業(同665点、同563点)、窯業(同554点、同490点)などは新入社員が一般社員を大きく上回っている。

 また、内定者(2018年度新入社員)に対してTOEICテストを実施した企業は340社、受験者数は1万2540人。平均スコアは539点だった。

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