5月の有効求人倍率1.49倍、1990年以降の最高値を2カ月連続で更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
閉じる
2017/06/30

 厚生労働省が発表した5月の有効求人倍率(季節調整値)は1.49倍で、前月を0.01ポイント上回り、1990年以降の最高値を2カ月連続で更新した。

新規求人倍率(季節調整値)は2.31倍で、前月を0.18ポイント上回った。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.99倍で、前月を0.02ポイント上回った。

 有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.1%減で、有効求職者(季節調整値)は0.9%減となった。

 新規求人(原数値)は前年同月比6.9%増。産業別にみると、製造業(11.5%増)、運輸業・郵便業(10.4%増)、サービス業(他に分類されないもの)(10.4%増)、建設業(9.2%増)、医療・福祉(9.0%増)、生活関連サービス業・娯楽業(6.7%増)などで増加となり、減少した産業はなかった。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、就業地別の最高は福井県の2.13倍、最低は北海道の1.13倍、受理地別の最高は福井県の2.09倍、最低は北海道の1.09倍。

ログアウト