3月の有効求人倍率1.45倍、2016年度の有効求人倍率は前年度比0.16ポイント増の1.39倍

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
閉じる
2017/05/01

 厚生労働省が発表した3月の有効求人倍率(季節調整値)は1.45倍で、前月を0.02ポイント上回った。

新規求人倍率(季節調整値)は2.13倍で、前月に比べて0.01ポイント増加した。正社員有効求人倍率(季節調整値)は0.94倍で、前月に比べて0.02ポイント増加した。

 有効求人(季節調整値)は前月に比べ0.9%増で、有効求職者(季節調整値)は0.1%減となった。

 新規求人(原数値)は前年同月比6.5%増。産業別にみると、運輸業・郵便業(12.2%増)、建設業(11.7%増)、製造業(11.0%増)、サービス業(他に分類されないもの)(7.7%増)、医療・福祉(6.8%増)、生活関連サービス業・娯楽業(6.1%増)などで増加となり、教育・学習支援業(4.9%減)、情報通信業(0.6%減)などで減少した。

 都道府県別の有効求人倍率(季節調整値)は、就業地別の最高は福井県の1.99倍、最低は沖縄県の1.10倍、受理地別の最高は東京都の2.06倍、最低は沖縄県の1.01倍。

 2016年度平均の有効求人倍率は1.39倍となり、前年度の1.23倍を0.16ポイント上回った。2016年度平均の有効求人は前年度に比べ6.4%増となり、有効求職者は5.6%減だった。

ログアウト