3月の米雇用9.8万人増、失業率4.5%

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2017/04/08

 米労働省が発表した3月の雇用統計によると、景気との連動性が高い非農業部門の雇用者数(季節調整値)が前月に比べ9万8000人の増加となった。事前の市場予測(約18万人増)を大幅に下回り、雇用改善の目安とされる20万人を3カ月ぶりに割り込んだ。

 民間部門は8万9000人増。業種別では、専門・企業向けサービス(5万6000人増)の増加、小売(2万9700人減)の減少以外は、小幅な増減となった。政府部門は9000人増だった。

 2月の雇用者数が21万9000人増(前回発表23万5000人増)、1月の雇用者数が21万6000人増(同23万8000人増)に修正された。

 3月の失業率(軍人除く、季節調整値)は前月から0.2ポイント低下して4.5%。2007年5月(4.4%)以来の低水準となった。

 週当たりの平均労働時間は前月から変わらず34.3時間、時間当たりの平均賃金は前月から0.05ドル増の26.14ドルだった。

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