外国人技能実習適正実施法、今年11月施行 政府が閣議決定

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2017/04/04

 政府は4日、外国人技能実習の管理監督体制を抜本的に見直す新法の外国人技能実習適正実施法を11月1日に施行することを閣議決定した。認可法人の外国人技能実習機構(法務省・厚生労働省の共管)は1月に設立登記されており、11月の施行に向けて監理団体と実習実施者・受け入れ企業などの申請準備が動き出す。

 認可法人の外国人技能実習機構が、監理団体と受け入れ企業に対して実地検査などを含めて目を光らせ、問題が見つかれば許可や届け出の「取り消し」の措置をとることができる。

 また、閣議では技能実習制度に介護職種の追加も正式決定。日本での在留資格に介護職を追加する出入国管理・難民認定法の改正法施行を9月1日と決めた。

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