1月の完全失業率3.0%に改善、正規雇用65万人増

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2017/03/03

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、1月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント低下して3.0%だった。

 男女別の完全失業率は、男性が3.1%で前月比0.3ポイント低下、女性が2.7%で前月と同水準となった。

 完全失業者数は197万人(前年同月比14万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は21万人(同増減なし)、「勤め先や事業の都合」は33万人(同11万人減)、「自己都合」は86万人(同2万人増)だった。

 就業者数は6470万人(前年同月比46万人増)で、就業者数のうち、雇用者数は5793万人(同59万人増)。

 正規雇用は3407万人(同65万人増)、非正規雇用は2047万人(同3万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パート1012万人(同11万人増)、アルバイト436万人(同15万人増)、派遣社員124万人(同11万人減)、契約社員284万人(同8万人減)、嘱託113万人(同2万人減)、その他78万人(同2万人減)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、建設業(27万人増)、卸売業・小売業(21万人増)、医療・福祉(17万人増)、教育・学習支援業(11万人増)などが増加し、製造業(31万人減)、運輸業・郵便業(11万人減)、農業・林業(9万人減)などが減少した。

配信元:日本人材ニュース

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