昨年の相談件数は1万5113件  連合のなんでも労働相談ダイヤル

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2017/02/16

 連合が16日発表した2016年の「なんでも労働相談ダイヤル」は1万5113件(前年比1333件、8.1%減)だった。男女別では男性が52.2%、女性が47.8%で、女性の割合が年々増えている。年代別では40代が31.2%で最も多く、50代が22.7%で続いた。業種で多いのはサービス業、医療・福祉、製造業など。正社員からの相談比率が47.6%で最多。

 相談内容別では、賃金の未払い、最低賃金・不払い残業などの「賃金関係」が最多の16.3%。次いでセクハラ、パワハラ、嫌がらせなどの「差別等」が14.5%、解雇・雇止めなどの「雇用関係」が13.5%だった。

 連合に寄せられる相談件数は14年が1万5659件、15年が1万6446件となっており、毎年、1万5000件を上回っている。

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