9月の完全失業率3.0%、正規雇用48万人増

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2016/10/28

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、9月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント改善して、3.0%となった。

 男女別の完全失業率は、男性が3.3%、女性が2.6%で、ともに前月から0.1ポイント改善。

 完全失業者数は204万人(前年同月比23万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は24万人(前年同月と同水準)、「勤め先や事業の都合」は33万人(前年同月比8万人減)、「自己都合」は88万人(同6万人減)だった。

 就業者数は6497万人(前年同月比58万人増)で、就業者数のうち、雇用者数は5771万人(同84万人増)。

 正規雇用は3396万人(同48万人増)、非正規雇用は2023万人(同37万人増)となった。

 非正規雇用の内訳は、パートは973万人(同11万人増)、アルバイト417万人(同3万人減)、派遣社員143万人(同7万人増)、契約社員281万人(同16万人増)、嘱託119万人(同2万人増)、その他89万人(3万人増)。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、製造業(41万人増)、医療・福祉(26万人増)、サービス業(21万人増)などが増加し、卸売業・小売業(15万人減)、建設業(14万人減)、宿泊業・飲食サービス業(10万人減)などが減少した。

配信元:日本人材ニュース

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