1月の完全失業率3.2%、正規雇用が56万人増

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2016/03/01

 総務省が発表した労働力調査(速報)によると、1月の完全失業率(季節調整値)は前月から0.1ポイント低下して3.2%。3カ月ぶりの改善となった。

 男性の完全失業率は3.4%で前月比0.2ポイント低下、女性は2.9%で前月と同水準だった。

 完全失業者数は211万人(前年同月比20万人減)。完全失業者のうち「定年又は雇用契約の満了」は21万人(同3万人減)、「勤め先や事業の都合」は44万人(同2万人減)、「自己都合」は84万人(同9万人減)だった。

 就業者数は6399万人(前年同月比90万人増)で、就業者数のうち、雇用者数は5712万人(同101万人増)。正規の職員・従業員は3329万人(同56万人増)、非正規の職員・従業員は2037万人(同48万人増)となった。 正規は14カ月、非正規は2カ月連続の増加。

 就業者数の前年同月比を産業別に見ると、製造業(38万人増)、医療,福祉(38万人増)、運輸業,郵便業(21万人増)、宿泊業,飲食サービス業(20万人増)、サービス業(他に分類されないもの)(13万人増)などが増加し、建設業(17万人減)などが減少した。

配信元:日本人材ニュース

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