【労務・コンプライアンスノート】第24回: 改正労働安全衛生法と紹介予定派遣先の第186回国会において労働安全衛生法の一部を改正する法律が成立しました。様々な改正内容があるのですが、大きく注目されているのは、労働者の心理的負担を把握するための検査(以下「ストレスチェック」といいます)制度の新設です。 1.事業者は、その雇用する労働者につき、医師・保健師等が実施するストレスチェックを受検させることが義務になります。 |
本コラムでは、多様な人材を活用する企業人事部門の皆さまが、コンプライアンスに則った適正な形で人事・労務業務を遂行いただけるよう、ランスタッド顧問社労士がバラエティに富んだ労務トピックスを分かりやすく解説いたします。 特定社会保険労務士 田原 咲世 (たはら・さくよ) 1968年大阪生まれ。立命館大学修士課程修了後、旧労働省に入省し、労働基準法・男女雇用機会均等法・派遣法改正などを担当。2008年3月まで北海道労働局の需給調整指導官として活躍。2008年4月から札幌で北桜労働法務事務所を経営。特定社会保険労務士として、労働関係法を中心とした指導を行う。現ランスタッド、顧問社労士。 |