interview挑戦は終わらない。ランスタッドの未来を動かすCEOの物語

道上 淳之介代表取締役会長兼CEO
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- 人の力でビジネスを動かすことに、人生のやりがいを見出す道上。幼少期の武道精神、海外でのキャリア、そしてAmazonでのラストマイル事業への挑戦を経て、現在ランスタッド株式会社の代表取締役会長兼CEOを務めています。 これまでの人生には、キャリアの方向性を決定づける予期せぬ出来事が何度もありました。そして、そのすべての行動を支えてきたのは、「人を大切にする」という揺るぎない信念です。この記事では、その歩みを通して、ランスタッドで働く魅力と、未来への挑戦をお伝えします。
剣道で培った精神がキャリアの原点。グローバル社会への扉を開く
幼少期に剣道で学んだ礼儀や敬意は、その後のキャリアの基盤となっています。高校時代には、バンド活動を通して仲間と一つのものを創り上げる喜びを経験しました。大学時代には友人とスノーボードサークルの立ち上げなどを行い、活動の幅が広がることで「人と人とのつながりの大切さ」を実感しました。
大学の就職活動では、バブル崩壊後の就職氷河期という厳しい時代に直面します。将来を見据え、まずは安定した公務員の道を目指しました。しかし、試験は想像以上に難航。民間企業にも視野を広げ、就職活動を進めます。そこで入社を決めたのが、エヌアイロジスティクス株式会社(現・双日ロジスティクス株式会社)です。
(道上)「当時、物流や商社、貿易といった業界には馴染みがありませんでした。しかし会社の紹介ページで、東京、大阪、名古屋、そして海外にも拠点があると知り、『どこに転勤しても楽しそうだ』という軽い気持ちで入社試験を受けました」
日々の業務では、先輩方からお客様との接し方やお酒の注ぎ方といった細やかな礼儀作法を教わりました。入社2年目には、半年間シンガポールに赴任し、プロジェクトマネジメントを任されるという大きな転機が訪れます。
(道上)「初めて海外に長く住み、本当に色々な経験をしました。良いこともあれば、もちろん大変なこともありました。しかし、その経験が後のキャリアを考えるうえで、大きなきっかけになったと感じています」
エヌアイロジスティクス株式会社で過ごした5年間で得た貴重な経験は、その後のキャリアへとつながっていきました。
(道上)「先輩方から教わったことは、転職先で営業をする際に役立ちました。振り返ると、素晴らしい経験をさせてもらったと感謝しています」
Amazonのラストマイル事業が導いたランスタッドへの道
その後、グローバル企業でキャリアを重ねるなか、日系企業とは異なる外資系の文化に触れ、自らの適性に気づきました。後にAmazonで重視されるスピード感や、ランスタッド入社の決め手にもなった現場への大きな裁量は、この外資系企業との出会いから始まりました。
(道上)「外資系の文化は、これまで経験した日系企業とは異なりました。しかし、自分にはこの外資系の文化が合っていると確信しましたね」
その後も、アメリカ系、ヨーロッパ系双方の外資系企業で日本法人代表を歴任し、常に多様な文化を学びながら、新たな挑戦を続けてきました。特に大きな転機となったのが、Amazonでのラストマイル事業責任者です。
2020年、Amazonの配送網をゼロから構築する事業の立ち上げ初期に、ダイレクターとして道上は参画します。それ以前、Amazonでは商品配送の大半を大手運送企業に委託していました。しかし、その企業の経営状況により、業界で大きな話題となった大幅な値上げ交渉が行われます。
(道上)「将来の顧客からの需要拡大に対応出来る柔軟な配送ネットワークとキャパシティの構築が急務であるという方針から、2019年にAmazon自社の配送事業部が立ち上がりました。ほぼスタートアップのタイミングで、私が最初のリージョナルダイレクターとして加わりました」
リージョナルダイレクターとして、配送ネットワークの拡大、人材採用、パートナー企業との戦略的パートナーシップの推進、拡充された配送オプションの実行まで、事業のすべてに5年間にわたり参画しました。特にコロナ禍で一気に普及した「置き配」は、お客様の利便性を広げる取り組みの一つでした。
(道上)「重視したのは、お客様が商品を受け取る際の選択肢を広げること。そして、何よりもスピードです。例えば、15時までに注文すると、その日の深夜には届く。これをどのようなプロセスと時間枠で実現するのかを、チームと共に追求してきましたね」
Amazonで事業を拡大する経験は、道上が本当にやりたいこと、つまりジェネラルマネジメントへの思いをより強くさせました。
(道上)「これまでいくつかの会社で代表を経験してきましたが、やはり事業全体を見て動かすジェネラルマネジメントが自分に一番合っていると感じますね」
そうしたときに、ランスタッドとの出会いが訪れます。入社の決め手は、大きく2つあります。
1つ目は、ランスタッドの企業姿勢です。業界は異なりますが、物流と人材サービスには「人を介してモノやサービスを届ける」という共通点があること。そのうえで、「人を大事にする」というランスタッドの理念に深く感銘を受け、ここでなら自身の経験を活かし、さらなる挑戦ができると確信しました。
そして、2つ目の理由は、裁量の大きさです。
(道上)「オランダの会社は、各国の拠点に大きな裁量を与える文化があります。自分がランスタッド・ジャパンにどこまで貢献できるか。それを想像した時に、純粋にワクワクしました」
ランスタッドで実感する「人の温かさ」と経験が広がるフィールド
入社前から抱いていた「人を大事にする」というイメージは、良い意味で裏切られました。
(道上)「入社後も、その印象は変わりません。社員一人ひとりがホスピタリティを持って仕事に取り組んでいて、想像以上に素晴らしいと感じています。ミーティングで誰もが自由に発言できる雰囲気もあり、安心して働ける文化が根付いていることを実感しています」
一方で、これまでのキャリアで培った経験を、ランスタッドの更なる成長に活かしていきたいと道上は考えています。「データ・ロジック・プロセス」に基づいたアプローチや、スピード感は今後さらに強化できる部分です。
(道上)「ビジネスはスピードが命です。ランスタッドが持つ文化にスピード感を加えることができれば、ビジネスはもっと面白くなるはずです」
過去にAmazonで配送ネットワークの急速な拡大に従事した経験からも、道上はその重要性を確信しています。
また、ランスタッドが持つ独自の強みにも大きな可能性を感じています。海外で開発された先進的なサービスを日本に展開できること、DE&I(ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョン)に真摯に取り組んでいることなど、ランスタッドには大きな強みがあるからです。
(道上)「日本の社会全体でDE&Iへの意識は高まっていますが、実際の企業活動となると、まだ追いついていない部分もあるように思います」
未来への展望と共に働く仲間へのメッセージ
ランスタッド株式会社の代表取締役会長兼CEOとして、道上が見据えるのは「世界で最も公平で専門性を備えた人材サービス会社」というグローバルビジョンの実現です。
(道上)「お客様に最高のサービスを届けることはもちろん、弊社で働いてくださる派遣社員の方々、また、弊社を通じて転職される方も、ランスタッドで、またランスタッドと働くことに心から満足していただく。この2つが実現できて初めて、ビジネスは自然と成長していくものだと考えています」
これからランスタッドで働く仲間には、柔軟に変化に対応できること。そして「常に期待の一歩先を行く」姿勢に期待したい、と道上は語ります。
さらに、キャリアを築くうえで大切にしてほしいこととして、「自分で限界を決めないこと」の重要性を自身の経験から教えてくれました。
(道上)「過去に、『こんな値上げは通るはずがない』といった固定観念を持ち、挑戦する前から諦めかけていたことがありました。しかし、実際にやってみると、意外にも交渉が通りました。自分で勝手に限界を決めてしまうと、良い結果は生まれません。だからこそ、常に限界を設けずに挑戦することを私自身も大切にしています」
ランスタッドでは、まさにこうした挑戦の機会が満ちています。
(道上)「日本ではまだ展開されていない本社が開発した最先端のサービスに触れるチャンスも今後は出てくるでしょう。ランスタッドは、会社だけでなく自分自身も成長できる環境があります」
最後に、未来の仲間に向けて、力強いメッセージが送られました。
(道上)「世界最大*の人材サービス会社であるランスタッドは、これからも変革を止めず、さらに高みを目指し続けます。同じ高みを一緒に目指してくれる方を歓迎します。一緒に、その頂上に登っていきましょう」
幼少期に培った礼儀と敬意、グローバルな舞台での挑戦、そしてAmazonでの事業立ち上げへの参画。道上の歩みは、常に「人とのつながり」と「自分で限界を決めない」という信念に支えられてきました。
その経験が、今、ランスタッドの新たなフィールドで、未来を担う力へと変わろうとしています。「人を大事にする」文化のなかで、変革を恐れず、共に高みを目指したい。このような熱い想いを持つ方にとって、ランスタッドは最高の舞台となるはずです。
*Staffing Industry Analysts 2023、人材サービス企業売上ランキングより





