ネイティブ風に聞こえる便利な"こなれニュアンス"とは!? ~留学経験ナシでも英語で仕事はできる!#1~

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2017/05/11

英語を第二言語として学ぶ方にとって"効果的な英語勉強法"や"ビジネスで絶対使えるフレーズ"などを保呂田先生が紹介する【留学経験ナシでも英語で仕事はできる!】シリーズ。第1回目は、"ネイティブ的ニュアンス"の使い分けです。ビジネスシーンでのこなれた英語フレーズをご紹介します。

ネイティブ風に聞こえる便利な&quat;こなれニュアンス&quat;とは!? ~留学経験ナシでも英語で仕事はできる!#1~

留学経験がなくても英語を使ったお仕事はできる!

「英語を使った仕事ってちょっと憧れる。でも、英語話せないし......」と諦めてしまっている方、たくさんいらっしゃると思います。よくわかります、私自身がそうだったからです。帰国子女でもなければ、留学経験もありません。それでも、これまで外国人アシスタントや外資系事業会社のアカウンティング業務など、日常的に英語を使う仕事をし、今はフィリピン・日本間でビジネスを行っています。フィリピンとのやり取りはすべて英語。そう、留学経験ナシでも英語を使って仕事をすることはできるんです!

ネイティブ的なニュアンスを学ぶには?

今回のテーマは、"ネイティブ的ニュアンス"の使い分けです。
英語を母国語として学んでいない私たちにとって、なんといっても難しいのが英語のニュアンスです。「こういうときはどの単語を使うのかな?」「どの言い回しが正しいのかな?」と常に葛藤しますね。こればっかりは待っていても自然には身につかないのが現実です。だからといって、ネイティブスピーカーやバイリンガルの方には、私たちが「何に困っているのか?」をなかなか理解してもらえない。

そんな葛藤を経てわかったことは、ちょっと残酷ではあるのですが......。
留学経験のない私たちが"ネイティブ的ニュアンス"を身につけるには、たくさん「覚えて」「練習する」以外にないということです。
でも逆に言えばこれ、「才能とかセンスとかに関係なく、誰でもやればできる」ということでもあるんですよ!

ビジネスシーンでとっても便利な "こなれニュアンス"を4つご紹介します!

ネイティブ風に聞こえる"こなれニュアンス"4フレーズ

(1)質問されたけど「正直わからない」ときの"こなれニュアンス"!

会議中などに質問されたものの、正直よくわからなくて答えられない......!そんなとき、日本人はとっさに "I don't know." や "I have no idea."と返してしまいがちです。気の知れた相手ならそれでもOKですが、ビジネスシーンでただ「わからない」だけ答えるのは、ちょっと心象がよくありません。

「正直わからなくて質問に答えられない」ときの"こなれニュアンス"はこれ!
・That's a good question. Let me find out for you.
(良い質問ですね。きちんと考えてから回答させてください)

"That's a good question." の一言が、「わからなくて答えられない」というネガティブなニュアンスを、「良い質問なので、即席で答えるようなものじゃない」というポジティブなニュアンスに変えてくれるんですね。

ビジネスシーンで「うっ...」となる質問をされたときは、"That's a good question."でスマートに乗りきるのが正解です!

(2)「厚かましくない」相手の誘い方の"こなれニュアンス"!

誰かを誘うとき、"Let's go out to dinner to discuss that." (ディナーしながら、例の件について話しましょう)と、つい"Let's"を使ってしまいませんか?
実はこの "Let's"、場合によってはちょっと「厚かましい人」になってしまうかもしれません。"Let's" は「相手がその誘いにOKしてくれる自信や確信がある」というニュアンスをもっています。

ビジネスで「厚かましくなく」相手を誘うときの"こなれニュアンス"はコレ!
・Why don't we go out to dinner to discuss that?
・Would you like to go out to dinner to discuss that?
(よろしければディナーしながら、例の件についてお話ししませんか?)

気の知れた仲間やよっぽど自信があるとき以外は、"Why don't we 〜?" や "Would you like to 〜?"で誘うのがこなれてます。

(3)「お待ちしておりました」「お待ちください」の"こなれニュアンス"!

「待つ」というと、とにかく"wait for" だと思っていませんか?ビジネスシーンで「お待ちしておりました」や「少々お待ちください」というとき、"wait for"は必ずしも正しくありません!

《ケース1:お待ちしておりました》

お客様や目上の人に対して「お待ちしておりました」というとき、"I have been waiting for you."と言ってしまうと、「(約束の時間に遅刻されましたね)ずっとお待ちしていたのですよ」と、ちょっと皮肉っているように聞こえてしまいます。

「お待ちしておりました。お越しいただきありがとうございます」の"こなれニュアンス"はこれ!
・I have been expecting you.
(お待ちしておりました。)

《ケース2:少々お待ちください》

「担当者がまもなく参りますので少々お待ちください」というときも、"Please wait for her in just a few minutes."よりこなれた言い方があります。

「少々お待ちください」の"こなれニュアンス"はこれ!
・She'll be with you shortly.
(まもなく参りますので少々お待ちください)

(4)「申し上げにくいのですが...」の"こなれニュアンス"!

ビジネスシーンで必ずあるのが、言いにくいことを言わなければならない場面。相手の提案や打診をお断りする場面などがそうですね。
日本語でいう「申し上げにくいのですが......」というニュアンスを英語で表したいとき、多くの日本人が間違いがちなのが、"It's hard to say that we must decline your proposal."という表現。これでは、「ご提案をお断りせねばならないと言うことが難しいです」というチンプンカンな意味になってしまいます。

「申し上げにくいのですが...」の"こなれニュアンス"はこれ!
・I'm afraid to tell you that we must decline your proposal.
(申し上げにくいのですが、ご提案をお断りせねばならないかと思っております)

"I'm afraid" は、ビジネスシーンで便利な表現で、"I'm afraid so."(残念ながらそうです)や、"I'm afraid not."( 残念ながらそうではないです)なども、覚えてドンドン使いましょう!

いかがでしたか?
同じ努力でも、楽しんでやるのと苦しんでやるのとでは大違い。「英語で仕事をバリバリこなす自分」を想像して、ワクワクやっていきましょう!

ライタープロフィール

DeLQ it. LLC [デルクイ] CEO 兼 CFO
保呂田 友里

慶應義塾大学・大学院卒。国際会計事務所にて外資系事業会社のアカウンティング業務に従事。現在は、DeLQ it.[デルクイ]経営者として “書く”オンライン英会話「Oh! Native English」を運営。「WEB女性自身」「レアジョブEnglish Lab」「アビタス」「キンジロー」などコラム実績多数。その他、講演会登壇、企業研修、英語レッスンなども行うアラサー女子。Oh! Native English

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