"美しく見える文字"を書く、3つの基本 ~文字を整え、自分を整える!~

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2016/08/11


あっという間に7月、2016年も後半に入りました。そこで後半戦に向けて、立ち止まり、自分を見直す時間を持つのはいかがでしょうか。今回は、私が最近面白いと思った「手書き文字の奥深さ」について、ご紹介します。

「筆跡」で性格やストレスがわかる!

昔から、「字は体を表す」と言うように、手書き文字と脳は密接な関係にあることが科学的にも証明されていると、書家の先生から教わりました。人となりが、文字を通して伝わるということです。結婚式の受付での署名、「あ~、字がきれいだったら」と思いながらも、その思いはすぐどこかに...。思い当たる方も少なくないと思います。ですが、文字を侮ることなかれ! 

例えば「口」という漢字。「筆跡診断」によると、左上の角がくっついているのか、開いているのかで、その人が社会や他者に対して、心を開いているか、がわかるそうです。ぴしっとくっついている人は、真面目だが融通がきかない、逆に開いている人は、他人を受け入れ寛容だが、開きすぎるとおおざっぱでルーズに。では、少し開いている人は?人に合わせられるけれど、優柔不断な傾向。面白いですよね!

又、心の乱れが文字の中の空間や大きさに表れることがあるそうです。かなりストレスを感じていると、文字が小さくなり空間に潰れができ、見るからに・・といった具合です。 


デジタル時代だからこそ効果的な、手書きの演出

文字と同様に、言葉の端々やしぐさに、人となりは表れます。言葉は荒れていませんか?失礼な態度になっていませんか?急いでいたり、イラッとしていると、ありがちなことですが、ネガティブな印象は、払拭するのに3年かかるとも言われています。

自分の書く文字、自分の所作を意識すると自分を整えることができ、また自分のことが見えると、周りの人の心の状態にも気づき配慮する余裕をもつことができます。昨今、文字はPCやスマホなど、入力することのほうが多くなってきています。そんな時代だからこそ、自分らしさを表現できる「手書き」にこだわってみるのもよいのではないでしょうか。

文字を整え、自分を整え、気を引き締めて2016年後半戦に臨んでみましょう! 


【書家の田中 紫花先生に聞いた、"美しく見える文字"を書く3つの基本】

  1. ペンを正しく持つ
    (親指・人差し指の"腹"でペンの軸を軽く持ち、中指でささえる。その他の指は自然に)
    ⇒文字の線が安定します
  2. 文字の中の空間を整える
    (例 美・・・横画は少し右上がり、平行・等間隔で)
    ⇒文字の形が安定します
  3. 丁寧に、心を込めて書く
    ⇒自分自身を大切に扱うことと同じになり、心が整います。 


執筆者プロフィール

J-BRANDING株式会社 代表取締役
竹内 春海 (セルフコア コンサルタント)
上智大学卒業後、博報堂に入社し、営業として外資系企業の女性商品を担当。その後、ブランディング会社、Ogilvy&Matherに転職し、営業部長として多国籍な女性チームを率いる。広告&ブランディング歴27年のスペシャリスト。
現在はセルフコアコンサルタントとして、セミナー等で幅広く活躍中。http://j-branding.jp/


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