明日から実践できる!話し上手になる3つのヒント

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2016/02/08

仕事でもプライベートでも、自分の考えや気持ちをうまく伝えられず、「もっとうまく話せたらいいのに...」と悩んでいる人は多いのではないでしょうか?今回は、話し方講師の 輿 ひかり(こし ひかり)氏に、話し上手の秘訣を学びます。

話し上手とは、どんな人?

「話し上手になるには、どうしたら良いですか?」と、職業柄聞かれることがよくあります。「では、あなたにとって話し上手とはどんな人だと思いますか?」と尋ねると、「ハキハキ話す人」、「要点が分かりやすい人」、「聞きやすい」など様々な答えが返ってきます。

もしアナウンサーのように「滑舌」がよく、声優のように「いい声」で話せたら、相手に伝わるのでしょうか?「聞きたい」と思ってもらえるのでしょうか? プロのような声や滑舌で話せたとしても、一番大切なことは相手に「聞きたい」と思ってもらえるように話すこと。それを忘れてはいけません。

相手が聞く耳を持ってくれなければ、独り言になってしまいます。この人の話を聞きたい、聞いていて心地よい、と思ってもらえることこそ「話し上手」と言えるのではないでしょうか。


話し相手のことを、想像しよう

実はテレビのナレーターやラジオのアナウンサーも、目の前には見えない「視聴者(相手)」を想定して、話しをしています。男性が多いのか?女性が多いのか?年代は? また、相手がどのような「状況」で聞いているのかも重要な要素です。たとえば、年配の方が多い早朝なら、少しゆっくり話した方が聞き取りやすいですし、出勤前のニュースなら、てきぱきと話すほうが耳に入るでしょう。そんな風に「聞いている相手」のことを思って話すことは、とても大切です。

「話し上手」とは、「相手を思うこと」。その上で、何をどう話せばよいのか、を考えればよいのです。「話し上手」になりたければ、自分が上手に話すことだけを追求するのではなく、「相手のことを考える練習」からはじめましょう。
そうすれば、自然と相手が「この人と話すと心地よい」と思ってくれる、「話し上手」な人になれますよ。

「相手のことを考えて話すこと」、これが本当の「話し上手」なのです。


<話し上手になる3つのヒント>

特に大切なことを話す時は、以下の3点を考えてから、話してみてください!

  1. 相手はどういう人?(性別、年齢、立場、性格、など)
  2. 話すタイミングはいつ?
  3. どういう状況で話す?



執筆者プロフィール

話し方講師 輿ひかり 話し方講師
輿 ひかり(こし ひかり)
卒業後、タレント事務所のオーディションを受け合格、リポーターやイベント司会をメインに活動。その後フリーとなり、FMラジオパーソナリティ、ラジオショッピングMC、声優、劇団舞台公演etc・・・と多種多様な「声」の現場に携わる。
その経験を活かし「話すプロではないけれど、人前で話さなければいけない仕事」の方へ、「難しいことは言わない、明日から実践できる超簡単なコツ」をモットーに個人レッスン・講座を開催中。話し方が変われば自信に変わる!人前での話し方教室


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