【派遣社員現地レポートvol.1】ネパール・バクンデイ村到着!

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2014/07/21

7月10日にネパールの首都カトマンズに入り、研修を経て7月14日に赴任地に出発しました。

カトマンズから飛行機に乗り30分ほどで、観光地のポカラ市に到着。そこから軽自動車のタクシーで舗装もままならない道を時速80キロで飛ばして2時間半、ようやく赴任地でバクンデイ村のふもとにあるバグルン市に到着しました。大きくはありませんが、この地域の中心地で、必要なものは大体ここで揃うといった環境です。このバグルン市には、協同プロジェクトの協力団体であるBYC(Bhimpokhara Youth Club)の事務所があります。また、JICAの協力隊員としてバグルン市でご活躍中の日本人の方とのランチをする機会もありました。

(下:カトマンズでVSOの方々と))

翌日、移動のためのジープ車の予約を待って、赴任地のバクンデイ村に向かい、ようやくホストファミリーのお宅に到着しました。

ホストファミリー宅から見ることのできるヒマラヤ連邦の絶景を背景に、写真をとりました。画像を送りますので、ご覧ください。

バクンデイ村では、エコツーリズムを推進し、観光客を受け入れるホストファミリーの団体、ホストファミリー委員会(総勢9世帯)の6名の方と、観光活性化に関しミーティングも行いました。(右: ホストファミリー委員会の皆さんとの記念撮影)彼らの思いと現実には明らかなギャップがありますが、何とか少しずつでも前進できるようこの滞在期間中に役に立ちたいと思います。最初の導入ミーティングを行いましたが、なかなか皆さん時間にルーズでいらっしゃるなど、拍子抜けもしましたが、常時、VSOの別のプログラムを終えた方が通訳兼アシスタントとして同行してくださり、とても助かっています。ミーティングの議論事項の取りまとめ、議事録も順調に作成できています。

バクンデイ村入った後に体調を崩し、村の医者に見てもらいましたがなかなか回復せず、一度事務所拠点があるバグルン市に戻ることになるなど(体調悪いせいもあり徒歩で4時間!)、医療インフラも十分に整っていません。また、赴任地までの道路が舗装されていない、インターネットがつながらない・・・など、日本では当たり前の環境が想像以上に整っていません。予想外のことに戸惑うことはありますが、これもひとつの糧として頑張りたいと思います。

7月21日には、バグルン市の観光推進委員会の方々と最初のミーティングを行いました。これまでの彼らの企画構想が、資金不足を理由にかなわなかったことを伺いました。次はバクンデイ村でホストファミリー委員会、観光推進委員会とミーティングを予定しています。事前準備として、こちらから提案を持って行くことになっており、プロジェクトとして何ができるのかをBYCのメンバーと打ち合わせを行う予定です。次のバクンデイ村でのミーティングでは、可能であれば行程表(What(何を)、Who(誰が)、When(いつまでに))のベースくらいまで話を進めたいと考えています。

(第一期派遣社員 北條)

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