Randstad Japanの活動



2014年よりVSOとのパートナーシップを本格的に開始

ランスタッドジャパンはVSOからの要請を受け、2014年よりネパール連邦民主共和国で社会開発活動に従事する、VSOネパールとのパートナーシップ提携を皮切りに、従業員のボランティア派遣を始めました。プログラムに参加した従業員は、ネパールをはじめとした各国と地域それぞれの社会問題を解決に導くため、様々なボランティア活動に従事しています。その活動内容は、村の観光業促進プロジェクトに従事したり、現地の若者向けボランティアプログラム運営のために採用活動やその後のフォローを行ったり、国の未来を担う現地の人々に向けた就職活動支援を行うなど、多岐に渡ります。現地のボランティアや行政団体、学校やコミュニティと協力しあい、VSOオフィスのメンバーと共に約3ヶ月間、人材業界のプロフェッショナルとしてその専門性を生かしながら本プロジェクトに取り組んでいます。

また社内にて、毎月給与から500円をボランティア社員の活動資金として募金できるプログラムを開始し、たくさんの社員が参加しています。ランスタッドは、社員ボランティアの定期的な派遣や社内募金などを通して引き続きVSOの活動をサポートし、貧困のない世界の実現に貢献いたします。

ランスタッド株式会社は今後も引き続きVSOと協力し、本プロジェクトに取り組む社員ボランティアを派遣、更に、その活動資金となる社内での有志募金活動を続けていく考えです。 



ランスタッドジャパンのボランティア派遣社員

Lisa Shirasaki(2015年4月~6月 ネパール・バクンデ村派遣)

ネパールにあるバクンデ村という小さな村の観光業促進プロジェクトに携わりました。しかし、私が到着してまもなく、2015年4月のネパール大震災が起こり、私も現地で被災しました。幸い、私には日本で培った地震に対する経験や知識がありましたが、ネパール現地の方々にはそうした経験がなく、一時は混乱状態でした。

そこで、当初予定していたプロジェクト内容を変更し、災害時には必ず必要になる水のろ過器を村の人たちが誰でも活用できるよう、学校の通学路に設置したり、私のこれまでの経験をいかし、「災害時の身の守り方」というテーマでポスターとパンフレットを作成しました。それを利用し、村唯一の学校で、地震対策の講義を行いました。今後、ネパールがいつ再び起こるかわからない難局を乗り越え、発展するために必要な知識やノウハウの提供を、ネパールの未来を担う子供たちへもできたのであれば、幸せに思います。 



Yuya Harashina(2015年10月~12月 ネパール・カトマンズ派遣)

ネパールのカトマンズを活動拠点とし、VSOを通してボランティア活動を行う18~25歳の若者達に向けた支援活動を行っていました。ネパールとイギリスの若者たちが文化の壁を越え、ネパール発展のために活動する姿を見て、国を超えて貧困のない世界を目指すというミッションを掲げるVSOという組織に大きな可能性を感じました。

ネパールには、実際に訪問する前に耳にしていた社会問題を抱える側面も勿論ある一方、それらを解決に導くため、懸命かつ能動的に未来と向き合う若者たちと出会うことができました。彼らとの出会いは刺激的でしたし、現地を訪れて直に自身の目で見ること、肌で感じて学ぶことの大切さを知りました。ボランティアの方々をサポートするボランティア、という難しい立ち位置ではありましたが、私が彼らのために行ったワークショップや協働作業が彼らと国、そしてこの世界の未来を支えるために少しでも貢献できたのであれば、こんなに嬉しく、心高鳴ることはありません。

ランスタッドジャパン社員のボランティア活動ブログはこちら





VSO partnership: imagine what we can do together in Nepal.

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