雇用・労働関係用語集

オランダ病

オランダは1960年代、北海で天然ガスを産出し、その輸出を拡大していった。1970年代半ばの第一次石油危機後、石油をはじめとしたエネルギー価格が高騰していった。それに伴い、天然ガスは売却収入の増大が起こった。オランダは、この収入を原資に高レベルの社会福祉制度を構築した。しかし、天然ガス輸出拡大によってその当時のオランダ通貨であるギルダー(guilderS)の為替レートが上昇し、製品輸出を圧迫され、労働者の賃金が持続的に高騰した。企業収益は圧迫され、競争力も低下し、経済は悪化していった。この経済悪化に伴い、経済成長下で増大させた社会保障負担がオランダ経済を圧迫し、財政赤字が急増した。

<関連リンク>

ソーシャルブックマーク

Googleブックマーク はてなにブックマーク Yahooにブックマーク バザールにブックマーク del.icio.usにブックマーク FC2にブックマーク