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日経WOMAN 08年1月号掲載

“もっといい自分になる”という意識と責任

ヨーロッパに学ぶ「ワーク・ライフバランス」

才能豊かな日本人女性へ 「働き方の変革を」

ナンシー・フレリスクさん

仕事とプライベート両方を充実させ、相乗効果を上げながら、仕事一辺倒ではないハッピーなライフスタイルを実現する「ワーク・ライフバランス」。欧米で取り入れられた概念だが、最近では日本でも注目されている。特にバランスをとる施策の一つとしてワークシェアリングを推進するオランダでは、その取り組みに効果があがっている。

「職種だけでなく、勤務時間も自由に選択します。一週間フルに働くか、週3~4日にするかは個人が自由に決めます」、そう教えてくれたのは、日本在住4年目のナンシー・フレリクスさん。オランダでは事故など緊急時に対応する手術室専属の看護師として活躍した経歴をもつ。同国では勤務時間の長短とは関係なく、仕事へのプロ意識は非常に高い。むしろ短い時間で生産性を高めるため、それぞれが強い責任感を持って働く。 仕事で100%の力を発揮するためには、心身ともに健康でなければならない。そのためにも、家族や親しい友人たちと過ごすなど、オフの時間も重要というのがヨーロッパの女性の考え方だとナンシーさんは語る。

「仕事と生活、どちらにおいても自分の興味あることに責任を持って実行します。その両方が充実してこそ自分の人生がパーフェクトになると思うのです。だから、オフもポジティブに過ごすことが、結果的に仕事にもいい影響を及ぼすと考えています」。自分の人生をハッピーにできるかどうかも自分の責任次第。ヨーロッパの女性はその意識が高い。

「日本人女性はとても多彩で才能豊かだと思います。ヨーロッパとは社会環境が異なるものの、自分の工夫次第で仕事も生活も充実させ、人生を楽しむことができるはず。ぜひチャレンジして欲しいと思います」(ナンシーさん)

仕事で夢を追う 日本では「ハケン」を選ぶ

ランスタッド派遣スタッフ

現実的には「柔軟な勤務形態」がバランスをとるための課題となるが、日本では「ハケン」という働き方に新たな意識が生まれつつある。勤務形態が柔軟な派遣スタッフには、ワーク・ライフバランスの意識は高く、充実した日々を送っている人が多い。大手外資系金融会社で働く塚本裕子さんもそのひとり。アメリカで運動生理学を学び、公認NSCAトレーナーを経験。独立を考えた将来のためにも、自分に最も不足していた分野であった会計学を学ぼうと決意し、現在は、米国公認会計士の資格取得の勉強をしながら派遣スタッフとして働いている。

「いい仕事」への自己意識を高め 企業とは「大人の関係」を

 「ワーク・ライフバランス」のためには、ナンシーさんの話にもあったように働き手の自己責任のもと、主体的に人生とキャリアを考え、望む方向を決めていくことが重要だ。スキルが陳腐化しないための自己研磨。そして仕事漬けでは生まれない新しい付加価値の創造。企業に対する「いい仕事」でのコントリビューションといい意味での「大人の関係」。ワーク・ライフバランスの実現のためには前向きなチャレンジが必要だ。

そんな働く女性の環境づくりに貢献しているのが世界第2位の実績を誇る総合人材サービス企業、ランスタッドだ。ヨーロッパの女性たちをサポートしてきた実績、ノウハウを生かし、スキルや条件だけでなく、その人のパーソナリティや仕事観、キャリアプラン、ライフプランまで深く把握したうえで派遣先を決定していくシステムをとっている。

ランスタッドマネージャー

「ベスト・ピープル」と呼ばれる理由

ランスタッドマネージャー

「私たちの特長はコンサルタント・ユニット制にあります。2人のコンサルタントが連携して1人の派遣スタッフを登録の段階から徹底してサポートしていきます。また、派遣先企業のニーズを熟知したコンサルタントが、派遣スタッフの方々へ直接対応していくことがベストマッチを可能にします」と話してくれたのは同社マネージャー飯島高明さん。また、実際にコンサルタントとして活躍する橋本菜穂子さんも、「一人ひとりの性格やライフスタイルに合わせて的確なアドバイスや応援を心がけています。担当する企業のニーズが頭に入っているので、その人にとってベストマッチな派遣先をご紹介できる自信があります」

 ヨーロッパで圧倒的な支持を得るランスタッド。2人1組のコンサルタントを自ら「ベストピープル」と称し、絶対的な自信をもって人材をコンサルテーションする。日本においても、その企業理念とサービスに変わりはない。金融、財務、経理など、グローバル企業を中心に高い志をもったスタッフを送り出す。 「まずは自分の価値観を明確にすることが大切だと思います。そして私たちのバックアップのもと、思い切った挑戦をしてほしいですね」と橋本さんは語る。