8月の現金給与総額、2カ月連続で実質増 厚労省速報

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2015/10/06

厚生労働省が5日発表した毎月勤労統計調査(速報)によると、8月の労働者1人あたりの現金給与総額は27万2382円、前年同月比0.5%増となった。基本給を示す所定内給与は23万9714円(同0.5%増)だった。

現金給与総額の実質ベースでは同0.2%増となり、2年3カ月ぶりのプラスになった前月に続いて2カ月連続のプラスとなった。物価上昇が鈍ってきたのと、春闘の賃上げなどによって実質賃金がプラスになったとみられる。

総実労働時間は141.8時間(同0.5%増)、常用労働者数は4794.1万人(同1.8%増)で、うち一般労働者が3354.2万人(同1.6%増)、パート労働者が1439.9万人(同2.6%増)だった。

配信元:アドバンスニュース

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