6月の有効求人倍率は1.19倍の横ばい

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2015/08/02
6月の有効求人倍率は1.19倍の横ばい

厚生労働省が31日発表した6月の有効求人倍率(季節調整値)は1.19倍で前月と同水準だった。これはバブル崩壊直後の1992年3月と同じ水準。都道府県別では東京都の1.73倍が最高で、最低は埼玉県の0.82倍だった。

新規求人倍率も1.78倍で前月と同水準。新規求人数(原数値)は前年同月比6.8%増。産業別では教育・学習支援業の同20.4%増、宿泊・飲食サービス業の14.1%増・卸・小売業の同10.6%増などが高く、その他サービス業は同1.3%減だった。

6月の完全失業率は3.4%、0.1ポイント上昇

総務省が31日発表した6月の就業者数は6425万人で、前年同月比36万人増、7カ月連続の増加となった。完全失業者は224万人で同21万人の減少、61カ月連続の減少となった。この結果、完全失業率(季節調整値)は3.4%で前月より0.1ポイント上昇した。

男女別では男性が3.6%で前月と同水準、女性が3.1%で同0.1ポイント上昇となった。

形態別雇用者数では役員を除く雇用者5315万人のうち、正社員は3345万人で前年同月より21万人増。非正規社員は1970万人で同34万人増え、非正規率は37.1%となった。非正規のうち派遣社員は126万人で同16万人増えた。

 

 

配信元:アドバンスニュース

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