労働政策審議会の第88回安全衛生分科会(土橋律分科会長)は26日、労働基準法の改正に向けた「法律案要綱」のうち、労働安全衛生法の改正に関する部分について「概ね妥当」と了承した。この法律案要綱については、2月17日から労政審労働条件分科会(岩村正彦分科会長)が主体となって審議を進めている最中であり、今回の「概ね妥当」は主に特定高度専門業務・成果型労働制(高度プロフェッショナル制度)の対象労働者の「健康管理時間」に関する部分のみ。同要綱の全体的な審議は、27日に開かれる労働条件分科会で続行される。
配信元:アドバンスニュース